理想の父親、母親像

というものが、ぼくにはあまりない。
昔はあったが実際に人の親となった時に取っ払った。
理想の父や母ではなく身近な理想の人となれるように考えている。
父の前に一人の人間だからだ。節度ある行動と規範の元に人生を楽しく、ワクワク過ごせれば
ひとりの人間としてとても魅力ある人間になれると信じている。
父親だからこうでないといけない、母親とはこうあるべきだ！なんてのは誰かが作った根拠のない虚像だ。
父母であるために一人の人間である。
子供には、ぼくよりもっと楽しい人生を歩んでほしいし、好きなことをして生きてほしい。
それが今よりも更に可能な時代のはずだからだ。
大人でも間違えるし、失敗するし、ミスもするし、時には泣くこともある。
他人が作った虚像に塗られた嘘の自分を見せるよりは、等身大の自分を見せながら子供と共に成長していくそんな人間でありたい。